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経営改善ブログ

[2015.11.14]

カテゴリー:経営コンサルタント

早いもので11月も中旬となり、忘年会シーズンに突入しました。

今回のブログは、前回からの続きとして
「営業=心理学+統計学」の後編
「統計学」について述べさせて頂きたいと思います。

統計学とは、一般的に経験的に得られたバラツキのあるデータから
応用数学の手法を用いて数値上の性質や規則性あるいは不規則性を
見出す学問のことです。

日本では、大学において専門の学部は無いと言われていますが
欧米のビジネススクールでは、ほとんど必修科目となっています。

それだけ、本来であればビジネスにおいて必要不可欠だということです。

「営業活動」に置き換えれば、個々の営業担当者の行動を数値化し
データ化するということになります。

その1つの例として、KPI(重要業績評価指標)の設定が可能となります。

細かい説明は省略させていただきますが、KPIシートを作成し活用することで
結果だけではなく、プロセスを管理できるようになります。
「良い結果には、良い原因がある」ということが、数値として可視化できるようになります。

誰でも数字で管理できるようになるし、全員で改善策を考えることも
できるようになるため、自然とPDCAサイクルを回すことができるようになり
「営業」としての目標達成ができるようになります。

その結果として、当然、経営者は企業を発展させることができるのだと思います。

以上のような理由から、私は、「経営≒営業=心理学+統計学」と考えているのです。
あくまで狭義の意味においてですが。

次回は、経営において企業が成長していくと、どうしても必要となる
「マネジメント」について考えていきたいと思います。

151114.FPセミナー 151114.FPセミナー2

 

早いもので今年も10月となり、残すところ3か月を切りました。

8月から書き始めた、ブログのこのシリーズも
年内には完了させたいと思いますので
お付き合いのほど、よろしくお願い致します。

「経営≒営業(セールス)」という視点で
過去2回ほどブログを書かせていただきましたが
日頃、企業を支援させていただいている立場から見て
セールスが得意で企業を発展させた経営者の方は
本当に多いと思います。

それは、経営者としてもセールスマンとしても
成功する「リズム」を持ち合わせているからではないか
と思います。

営業(セールス)に必要なのは、よく「気合と根性」だと言われますが
私自身が、長く営業畑を経験していて感じていたことは
確かにその通りだということです。

もう少し正確に言えば、「感情」が最も必要だと思います。
やはり人は感情の動物であり、人は感情的に人に影響されやすい
からではないかと思います。

そしてさらに必要なものは、心理学と統計学だと思います。

営業とは何かと言えば、狭義の意味では
心理学と統計学だと私自身は考えています。

成功する経営者やセールスマンは、皮膚感覚で
「どうすれば人は動くのだ」ということを知っているように
思います。これは、行動心理学の分野であると思いますが
それらを会得することで、自分自身を動機づけることが可能になり
他人を動機づけることも可能になると思います。

その結果として、経営者としてもセールスマンとしても
人よりもかなり早く成功できるのではないかと思います。

また更に、購買心理学的な要素を会得することで
ビジネスで成功する仕組みを作り上げることができ
セールスマンは、最高のセールスマンとなり
経営者は企業を飛躍的に発展させることが可能になる
のではないかと思います。

成功する「リズム」とは、「心理学」を学び会得し、それに基づき
熱い「感情」を持ってビジネスを行うことで
手に入れられるのではないかと思います。

そして、その「リズム」を継続させることで
「成功のサイクル」に自分自身や企業をのせることが
可能になると思います。

統計学に関しましては、次回述べさせて頂きたいと思います。

佐賀共栄銀行セミナー2 150123佐賀商工会議所

 

 

 

 

[2015.9.13]

カテゴリー:日々の出来事, 経営コンサルタント

早いもので9月も半ばになりました。

もうすっかり、秋の気配です。

前回のブログで、「経営」とは何か?ということについて 書かせていただきました。

今回はその第2弾となります。

前回、「経営≒営業(セールス)」という、 私なりの考えを述べさせていただきました。

どんな大企業でも創業時は中小企業や小規模な企業であったと思います。
そのような時期の経営者は、エンジニアの役割やセールスの役割、 また、経理や総務の業務を1人やごく少人数でこなす必要があります。
経営資源と言われる、「ヒト」・「モノ」・「カネ」が乏しいからです。
そのため、1人で何役もこなさなければなりません。

そして成功する企業は、「もの」や「サービス」を顧客に販売・提供する過程で、 顧客に心から感謝され、応援され、高い支持を得ることができます。

その結果として、関わる全ての方に幸福をもたらし、 経済的発展を遂げていくのではないでしょうか。

これは、個人の営業(セールス)マンの成功プロセスと同じだと思います。
「成功=売れる」営業(セールス)マンは、前述のような成功する企業と同じサイクルを持っています。
言い換えれば、成功する企業は、「売れる」セールスマンのサイクルが必要であるということです。
そのような意味でも、「経営≒営業(セールス)」ではないかと考えます。

しかしながら、企業は経済的発展を遂げると徐々に大きな組織となり、 業務が専門分化(=分業化)され、協働が行われるようになります。
そして、部門間のコミュニケーションが取れなくなると部門間の対立が起き、 残念ながら、営業部門がないがしろにされているという企業が 大企業や中小企業を問わず少なくありません。

そのような企業が、その後どのようになるのか?
そうならないために、経営者は何をすればよいのか?
また、成功する企業やセールスマンの「リズム」とは何か?について、今後も述べていきたいと思います。

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お盆休みの方も多いのではないでしょうか?

お盆休みと言うこともあって、久しぶりに時間が出来ましたので
日頃、経営コンサルタントとして私自身が考える「経営」とは何なのかについて
少し書かせていただきたいと思います。

(賛否両論あると思いますが、ひとつの見解としてお読みいただけると幸いです。)

そもそも、「経営」を、辞書で引いてみると
「事業を営むこと。また、その運営のための仕組み」等々とあります。

また、経営学的には様々な意味や解釈もあるかと思います。

ただ日頃、企業を支援させていただく立場の者として
その様な「机上の理論」は、ほとんど意味を持たない場面が多いのも確かです。

私自身、経営コンサルタントとして、「経営」とは何ですかと
問われた時に経営者の方にお話しするのは
理念的には、「事業を通じて社会に貢献する」ことです・・・と
教科書通りのお話もします。

企業経営を行うには、まず、「経営理念」が必要であり
「経営ビジョン」、「事業ドメイン」や「経営戦略」が不可欠です。

それらを導き出す根底にあるのは、顧客満足(CS)である・・・と。

もちろん顧客満足は経営を行ううえで、ベースとなります。

しかしながら、実務的には、「販売なくして事業なし」と言う
お話をさせていただきます。

端的に言えば、「経営事業活動営業活動セールス活動」と言う考えです。
特に中小企業やベンチャー企業には不可欠な事だと思います。

一般的に、中小企業やベンチャー企業の創業者は、自分が好きなことや得意なことを
事業化された方が多いのではないでしょうか?

例えば、今は大企業ですが、パナソニックやホンダやソニーなども、元々はベンチャー企業であり
中小企業であったと思います。その企業の有名な創業者の方々も、ご自身が好きだったことや
得意なことを事業として始められたと聞いています。
そして、市場や顧客の支持を得て販売を伸ばし、売上を向上させ、企業が大きくなった
のではないでしょうか。

私自身が長く営業マンを経験していたからだけではありませんが
ビジネスで成功するには一番大切なのは販売(セールス)である」という信念を持っています。

販売(セールス)なしで存続できるビジネスはないと思います。しかしながら、販売(セールス)は
最もないがしろにされている分野であると思います。

私自身は、営業・販売活動(セールス)という仕事が、最も素晴らしい仕事だと
常々誇りに思っています。

企業は、マーケティング活動や営業・販売活動、セールスが成功して
初めて、「ゴーイング・コンサーン」できるのだと思います。(当然、商品・サービスは不可欠ですが)

これから少しずつ、「経営≒営業(セールス)」と言う視点でブログを書かせて
いただきたいと思います。

今回の内容は、あくまでもプロローグです。

少しでも、ご参考にしていただけますと幸いです。         to be continued・・・・・・

__

 

 

 

 

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平成27年7月9日、福岡県中小企業診断士協会が主催する
「金融懇話会」が県内の15の金融機関等を招いて開催され
主に中小企業支援の連携策について議論をさせていただきました。

当日は、日本経済新聞社、日本金融通信社、財界九州、ふくおか経済など
多くのマスコミも取材にこられ、注目度も高かったようです。

福岡県中小企業診断士協会は、経営コンサルタント唯一の国家資格「中小企業診断士」の
福岡県における会員組織です。
現在約250人の中小企業診断士が在籍しており、中小企業支援に関する様々な活動を行う一方
中小企業と行政及び金融機関等とを繋ぐパイプ役も担っています。

今回の「金融懇話会」は、これからの企業支援の在り方について
福岡県中小企業診断士協会と県内の金融機関とが情報・意見交換等を
させていただく目的で開催されました。

現在、私自身が福岡県中小企業診断士協会の常任理事として
金融機関等との連携事業を所管する、政策提案・事業開発委員会委員長を
務めさせていただいており、今回の「金融懇話会」もプロジェクトリーダーを中心に
委員全員で企画から運営までを行いました。

ここまで大がかりな「金融懇話会」は、西日本エリアでも初めてのようで
全てが手探り状態でしたが、盛会に終わり、当日は遅くまで会長をはじめ
委員会メンバーと祝杯を上げました。

しかし、あくまで「金融懇話会」は手段であり、目的ではありません。
今後の更なる福岡における中小企業経営活性化のために、今回いただいた貴重なご意見や情報等を
これからの企業支援につなげて行きたいと思います。

また、今回ご多忙中にも関わらず、ご参加いただきました金融機関の皆様に厚く御礼を申し上げます。

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