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経営改善ブログ

[2023.7.22]

カテゴリー:経営, 経営コンサルタント

ここ数ヶ月にわたり「経営」とは何か?ということをブログで述べさせて頂きましたが、いよいよ今回が最終回です。

今まで私が述べさせて頂いたことを「方程式」にすると下記のようになります。

「経営=マーケティング(≒セールス)×マネージメント+イノベーション」
ただし、この方程式は一定規模以上の会社に当てはまるものでありベンチャー企業や中小・小規模企業においては
「経営=セールス+イノベーション」になるのではないかと思います。

それは、「セールス」と「イノベーション」だけが企業に必要な果実(成果)を生むのであり、その他の職能はみな費用(コスト)だけしか生まないため、経営資源に乏しいベンチャー企業や中小・小規模企業は、「セールス」と「イノベーション」に経営資源を集中した方が良いからです。

やはり、最初に述べさせて頂いたように「販売なくして、事業なし」ということになります。

ところで、今回のシリーズの1回目で、経営コンサルタントとして企業を支援させていただく立場の者として
「机上の理論は、ほとんど意味を持たない場合が多い」と書きましたがそれは、私も含め経営コンサルタントに戒めの意味合いも含んでいます。

最近、「学者」のような経営コンサルタントが多いような気がするからです。
「学者」は、行動の重要性を信じておらず、知識それ自体を目的にしています。
(決して学者の方々を批判しているわけではありませんので、悪しからずご了承ください。)
しかし、知識は行動・実践してこそ、その価値が存在すると思います。

ドラッカーも、「学者が知識と呼んでいるのは情報に過ぎずそれ自体では限られた価値しか持っていない」と語っています。
我々、経営コンサルタントは「知識」だけを経営者の方々に伝えるだけではなく、経営者の伴走者として一緒に行動し、もっと汗をかく必要があると思います。

「販売なくして、事業なし」と自分自身にも言い聞かせながら
経営者の良き伴走者として、今後も頑張って汗をかいていきたいと思います。

安部中小企業診断士事務所は、“100年続く企業”を応援しています。

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