経営改善ブログ
[2013.12.22]
カテゴリー:経営改善
今年も残すところ数日となりました。
皆様におかれましては、どのような年になりましたでしょうか?
アベノミクス効果やオリンピック招致成功の効果で少しは明るい先行きが見えてきたことは良いことですね!!
さて、今年最後となるブログ。
前回に引き続き、中小企業が業績を上げていくための優れた戦略能力について掘り下げたいと思います。
(中小企業に限ったことではありませんが。。。)
企業力をつけるためには、構成する社員の一人一人の能力向上が必須であることは前回お話いたしましたが、戦略を発案・実行するうえではどのような能力が必要なのでしょうか?
皆さん、何を思いつかれましたか???
では、本題に入ります・・・・
諸説ございますが、ここでは主要と思われる3つを挙げたいと思います。
優れた戦略を打ち出すために必要な能力とは?
①論理的思考能力(ロジカルシンキング)
★これは理系の方であれば簡単なことですね。左脳の分野です。一説では、20代前半までに身につけておいた方は、一生発揮できると言われています。ですが、訓練をするのに遅すぎることはありません。
②常識を超える柔軟な発想能力
★これを経営相談や講義でお話しすると「非常識になれと言うことですか?」とおっしゃられることがありますが、その様な極論ではありません。ビジネスシーンにおいて、マナーはとても重要なことです。ただ、戦略を発案するうえでは、この能力が必要になってくるのです。
③博識能力
★”経験に勝るものなし”と言う言葉が存在するように、沢山の経験と知識を持っている方が、 優れた戦略を打ち出せる可能性が高くなるのです。世界には色々な国があり人種が存在し、文化や価値観も多種多様です。簡単に考えると”知識”は武器です。戦う際にいろんな武器を持っている方が有利なのと同じことです。だからこそ色々な知識を自分の武器として身に着けて、博識力を身に着けることが必要なのです。
すべてを要約すると
『論理的に考えられて、常識を覆すほどの柔軟な考えもできる物知りな頭脳』
が必要ということです。それも社員一人一人に。
簡単ではなさそうですよね。。。
『Rome was not built in a day.』”ローマは1日にしてならず”
一歩一歩、亀の歩みでも良いので、能力を身に着けたいですね。
自分が正しいと思っているコト・当たり前だと思っているコトを疑ってみる必要もあるということです。
なぜなら、自分が頑なに信じているコトは単なる主観でしかないのです。
あえて言うなら、法治国家において”正しい””間違い”をハッキリと白黒つけれるのは法しかない訳です。
その法でさえも、憲法・刑法・民法・会社法・様々な特別法と挙げれば大量です。
学説上では正誤が争われていたり、最高裁の判例が大正時代のものであったりと、複雑・困難を極めています。
ただ法は法です。守らなければいけません。法令遵守は企業の基本中の基本です。
(しかし、企業の法令遵守の勘違いについてはあらゆる意見の衝突があるようですが。)
法治国家において”正しい””間違い”をハッキリと白黒つけれるの法しかないという話です。
発案をする上では自分独自の主観を見直すことも、とても重要なことなのです。
では、次回は今回お話した能力を鍛えて発揮することで、どんなことが起きるのか?
についてお話をしていきたい思います。
少しでも参考になれば、幸いです。
本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに
来年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。
[2013.12.6]
カテゴリー:経営改善
経営戦略。。。
経営者にとってはもはや常識となっておりますが、なぜ優れた戦略をもって経営できている会社が全体の一部でしかないのでしょうか?
それには理由があります。
戦略実行できる力には個人格差が存在するからであると考えられます。
企業は個人の集合体であることは、言うまでもありませんが、こう考えてみてください。
1人の戦略能力レベルが1~10段階のレベルがあると仮定し、その会社は10人の人員で構成されているとします。
1人1人の能力が1である会社は
1×10人=10
総力を挙げても10になります。
1人1人の能力が8である会社は
8×10人=80
総力を挙げると80になります。
この差が、企業の業績の差として現れてきます。
企業訪問の際に、経営者、スタッフ双方からの意見を聞いてみると、
経営者からは”スタッフからの良い案が得られない”
スタッフからは”経営者の意思決定能力にかける”
等という、双方の責任転嫁とも取れる、意見を耳にすることが少なくありません。
双方、正しくもあり、間違いでもあるのです。
そうです。前にも挙げた通り、総力が業績に反映しているのです。
では、優れた経営戦略を立てるためには、何が必要なのでしょうか?
次回は、その内容について、掘り下げてみたいと思います。
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