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経営改善ブログ

[2016.7.23]

カテゴリー:中小企業診断士, 経営コンサルタント

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梅雨が明け、暑い日々が続いております。

これからの、この暑い時期にはたくさんの士業の試験が行われます。

中小企業診断士の1次試験もしかりです。

今年の1/12の日経新聞に、中小企業診断士に関する記事がありました。

取得したいビジネス関連資格の1位に輝いています。

今回は1位に輝きました中小企業診断士とは何ぞや?ということについて書いていきたいと思います。

中小企業診断士とは

そもそも中小企業診断士制度は、「中小企業支援法」第11条に基づき、中小企業者がその経営資源に関し、適切な経営の診断、及び経営に関する助言を受ける機会を確保するために、中小企業の経営診断業務に従事する者を登録することが目的の制度です。
経営コンサルタントとしては唯一の国家資格となります。

私たちが支援を行う中小企業・小規模事業者の数について、中小企業庁調べ(2014年)において380.9万者、企業全体に占める割合はなんと99.7%にも及びます

また、対象となるのは、既存企業はもちろんのこと、今後起業を考えている人やベンチャー企業などもいらっしゃいます。

中小企業診断士は、企業の経営課題等について、専門的知識をもってアドバイスします。

まず、中小企業の経営の現状を診断して、企業の問題点や課題等を抽出します。それから、解決案を提示したり、経営相談等に乗ったり、経営計画の策定及び実行支援をすることが主な業務です。

このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できるような知識や能力が求められています。

また、中小企業のためにある国等の施策を正しく中小企業に活用する支援を行うという役割が求められているのです。

 

8月6日7日の二日間にわたって、1次試験が行われますが、今後、取りたい資格と満足度の動向がどうなるか、興味深いところです。

[2016.6.10]

カテゴリー:セミナー, 中小企業診断士, 日々の出来事

早いもので、6月となり梅雨入りもしましたが、晴天の日も多いように思われます。
久々のブログとなります。

大変遅くなりましたが、「平成28年熊本地震」被災された皆さまに対して、心からお見舞い申し上げます。

微力ではございますが、同じ九州で活動する中小企業診断士として
被災地の支援をさせていただきたいと思います。

私の所属する九州志士の会では、『「金融・税務・雇用・法律」で再生』と銘打ちまして
熊本地震で被災された皆様を対象に6月7日に無料セミナーを行いました。

政府より、『中小企業・小規模事業者向け支援策』と称し、
資金繰り拡充支援、経営復旧・再建支援、借入金の返済猶予等の金融支援等が行われております。

同セミナーでは政府支援の内容をメインにお話しさせていただき、たくさんの経営者の方に受講していただきました。

また、私の所属する福岡県中小企業診断士協会も
熊本県中小企業診断士協会に義援金を寄付させていただくことになりました。

私自身、中小企業基盤整備機構より依頼のありました復興支援アドバイザーに登録をいたしております。何かお困りのことがありましたら、ぜひご相談ください。

末筆になりましたが、一日も早い被災地の復興をお祈りするとともに、
被災された皆様が平穏な日々を取り戻せるよう お祈り申し上げます。

 

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[2016.3.8]

カテゴリー:中小企業診断士, 日々の出来事

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早いもので、3月になりました。

まだ少し肌寒いですが、暦の上でもすっかり春です。

久しぶりのブログになりますが
今回は私も所属する「福岡県中小企業診断士協会」の部会報に
投稿した内容を紹介させていただきたいと思います。

成功哲学の祖ナポレオン・ヒル博士が、彼自身の述べる成功哲学の中で
一番最初に掲げている項目を、皆さんはご存知でしょうか。

それは言うまでもなく、『明確な目標の設定』です。

私たち人間は誰であれ、明確な目標の設定から逃れることはできないと述べています。

言い換えれば、明確な目標の設定をしなければ、ただ単に時間を浪費し、行き場もなく
なんとなく流される人生を送ることになってしまうのではないでしょうか。

積極的な心構えも、信頼できる人間関係も、信念もすべては設定された明確な目標に向けて力を発するものであり
明確な目標が設定されていなければ文字通り絵に描いた餅になってしまうと述べています。

自分が本当にやりたいと思うこと、そして心の奥底で自分自身ですら気付いていない、本当に望んでいる生き方や人生。

これらを顕在化すると同時に、どのようにそれを目標として設定するのか、そしてどのように実現のための
行動のモティベーションへと変換させることが必要ではないかと思います。

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新年1月は、年末からの業務に追われ
皆様に新年のご挨拶もできないまま
早いもので、今日から2月となりました。

昨年から、「経営」とは何か?
ということをブログで述べさせて頂きましたが
いよいよ、今回が最終回です。

今まで私が述べさせて頂いたことを「方程式」にすると下記のようになります。

経営=マーケティング(≒セールス)×マネージメント+イノベーション

ただし、この方程式は一定規模以上の会社に当てはまるものであり
ベンチャー企業や中小・小規模企業においては

経営=セールス+イノベーション
になるのではないかと思います。

それは、「セールス」と「イノベーション」だけが企業に必要な果実(成果)を
生むのであり、その他の職能はみな費用(コスト)だけしか生まないため
経営資源に乏しいベンチャー企業や中小・小規模企業は
「セールス」と「イノベーション」に経営資源を集中した方が良いからです。

やはり、最初に述べさせて頂いたように
「販売なくして、事業なし」ということになります。

 

ところで、今回のシリーズの1回目で、経営コンサルタントとして
企業を支援させていただく立場の者として
「机上の理論は、ほとんど意味を持たない場合が多い」、と書きましたが
それは、私も含め経営コンサルタントに戒めの意味合いも含んでいます。

最近、「学者」のような経営コンサルタントが多いような気がするからです。
「学者」は、行動の重要性を信じておらず、知識それ自体を目的にしています。
(決して学者の方々を批判しているわけではありませんので、悪しからずご了承ください。)
しかし、知識は行動・実践してこそ、その価値が存在すると思います。
ドラッカーも、「学者が知識と呼んでいるのは情報に過ぎずそれ自体では限られた価値しか持っていない」
と語っています。
我々、経営コンサルタントは「知識」だけを経営者の方々に伝えるだけではなく
経営者の同伴者として一緒に行動し、もっと汗をかく必要があると思います。

「販売なくして、事業なし」と自分自身にも言い聞かせながら
経営者の良き同伴者として、今後も頑張って汗をかいていきたいと思います。

 

 

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久しぶりのブログとなりましたが
今年も残すところ僅かとなりました。

前回までのブログで
「経営≒営業」という内容で述べさせていただきました。

今回は、経営において企業が成長していくと
どうしても必要となる「マネジメント」について
述べていきたいと思います。

「営業」活動において不可欠なものは
「目標設定」と「自己管理」だと思います。

個人レベルにおいては、

①組織の目標に基づき
②自分自身が貢献すべき領域を明らかにし
③その領域でいかなる成果を上げるのかを設定し
④その目標達成に責任を持ち
⑤そのために、いかに自分自身を管理していくのか

ということが重要になってきます。

これを企業レベルに置換えれば、「マネジメント」ということになるのではないでしょうか。

「マネジメント」とは、

①企業(経営者)の目標に基づき
②企業が貢献すべき事業領域を明らかにし
③その領域でいかなる成果を上げるのかを設定して
④その目標達成に責任を持つこと
⑤そのために、いかに組織全体を管理していくのか

考査・実行・検証するということだと思います。

「マネジメント」理論の第一人者としては、ドラッカーが挙げられます。
私なりの解釈で、少しだけドラッカーの理論をご紹介をさせていただきたいと思います。

ドラッカーは、「マネジメント」とは、組織として成果を上げるための道具・機能・機関であると
言っています。日本においては一般的に「管理」という意味合いで使用されますが、それは非常に狭義の意味だと思います。

そして「マネジメント」には、3つの機能があると言っています。

1つ目は、「事業」のマネジメント。
企業は行っている事業、行うべき事業をうまくマネジメントしなければならない。という意味ですが
「事業」とは、「マーケティングとイノベーションによって、顧客を創造する活動」であり
「環境適応的な仕事ではなく、創造的な仕事でなくてはならない」と定義し、そして「マネジメントは業績のみによって評価される意識的な活動でなくてはならない」と定義しています。

2つ目は、「経営管理者」のマネジメント。
「経営管理者をマネジメントし、人的・物的資源を活用して生産的な企業をつくること」と定義しています。

3つ目は、「人と組織」のマネジメント。
「企業では様々な技能を持ち、質の異なる人によって仕事が行われている。
人とその仕事をマネジメントすることが企業にとって重要なものとなる」と語っています。

60年以上も前に発刊された、「現代の経営」からの引用ですが
現代においても十分通用する理論であると言えるでしょう。

経営を学ぶにあたっての入門編として、大変お勧めする一冊です。

今回は、書評的なブログとなりましたが、年内最後のブログとなります。

 

本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに、

来年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。

 

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