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経営改善ブログ

[2017.3.9]

カテゴリー:事業承継, 経営コンサルタント

暦の上では春です。

デリケートな私にしてみれば、隣国からの大気汚染物質に加わり、花粉が増え始めてとても悩ましい時期でもあります。

しかし、3月というと年度の終了、卒業などといった新しい何かの始まりの時期のような気がします。

今月いっぱいで、日産自動車のカルロス・ゴーン会長兼社長が社長の座を退きますね。

ご勇退になるのでしょうか?でも会長の座は譲らないみたいですね。(笑)

 

東京商工リサーチの「2016年の全国社長の年齢評価」によりますと、平均年齢は、前年より0.3歳上昇し61.19歳に達したとのデータでていました。

データの上ではもちろんのこと、私の肌感覚でも、経営者の高齢化も進んでいて、事業承継を考えていらっしゃる企業が多くなったなぁと感じます。

また、事業承継は考えてはいるけど進んでいない会社が非常に多くあります。理由を聞いてみると、「後継者がいない」、「子供はいるけど継いでくれない」、「いや、わしの目の黒いうちは!!」など・・・。

事業承継が進んでいない会社において、一昔前のように「長男に譲る」という時代も終わってきたのかなと感じます。

「私は、まだ大丈夫」と思われていたり、「継ぐ人がいないから、現状の経営もあまりうまくいっていないし、傾きだしたら考えよう」と思われている経営者がとても多いのが現状です。

 

では、いつですか?

(少し古いですが)「今でしょ!!」なのです。

 

もし、御社に適切な後継者がいらっしゃらないのであれば、M&Aも一つの選択肢です。

M&Aというと、うちのような中小企業には関係ないといわれる経営者の方も多くいらっしゃいますが、

もはや以前のような「身売り」や「乗っ取り」という感覚はなくなり、円滑な事業承継の選択肢の一つとなりつつあります。

その場合、「もうちょっと頑張って」「傾きだしたら」というのでは遅いです。

いままで大切に育ててきたきた会社ですので、売る経営者にしてみたら、わが子をお嫁に出すような気持ちです。

従業員を引き継いでもらったり、自社の商品を引き継いでもらうなど、引き継ぎ会社との調整をしっかりおこなうことが大切です。

出来ることなら、いい“価値”で、譲渡するのがM&Aの“勝”組でとなります。

 

安部中小企業診断士事務所は“100年続く企業”を応援しています。

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