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経営改善ブログ

[2026.9.12]

カテゴリー:経営改善

「利益が出ているのに倒産する会社」がある理由をご存じですか?

今回のブログは会社経営の土台となる「資金繰り」を取り上げます。

 

「黒字なのに倒産する」という黒字倒産は、決して特別なことではありません。利益が出ていても、手元資金が不足すれば会社は存続できないからです。

例えば、商品を販売すれば売上や利益は計上されます。しかし、代金の入金は数か月後ということも少なくありません。一方で、給与や仕入代金、外注費、家賃、借入金の返済は待ってくれません。

つまり、帳簿上は利益が出ていても、銀行口座に現金がなければ支払いができず、会社は立ち行かなくなってしまいます。

 

ここで重要なのは、「利益」と「現金」は全く別のものだということです。
利益は会計上の数字ですが、資金繰りは実際に会社が使える現金の流れを管理することです。

中小企業で資金繰りが悪化する原因としては、売上の急増による運転資金不足、利益率の低下、過剰在庫、設備投資の負担、借入金の返済など、さまざまな要因があります。

だからこそ、毎月の試算表だけでなく、「資金繰り表」を作成し、数か月先までのお金の動きを予測することが重要です。
資金繰り表は、会社の健康診断書とも言えます。

資金不足を早い段階で把握できれば、金融機関への相談や経費の見直し、売掛金回収の強化など、打てる手はいくつもあります。

また、金融機関との信頼関係も資金繰りには欠かせません。

資金が尽きる直前ではなく、余裕のある段階で相談し、試算表や資金繰り表をもとに現状や今後の見通しを説明できる会社は、金融機関からの評価も高くなります。

 

私どもがこれまで数多くの経営改善・事業再生を支援してきた経験から申し上げますと、資金繰りが安定しなければ、経営改善も、新規事業への挑戦も、人材への投資も進めることはできません。

資金繰りは、会社経営の「土台」です。

まずは、「利益を見る経営」だけではなく、「現金の流れを見る経営=CF経営」へ発想を切り替えることが、強い会社づくりの第一歩になります。是非、日頃から資金繰り予定表の作成をしていただきたいと思います。

 

安部中小企業診断士事務所は、“100年続く企業”を応援しています。

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