経営改善ブログ
[2021.5.15]
カテゴリー:経営コンサルタント
5月もまだ中旬ですが、史上2番目の早さで北部九州は梅雨入りしました。
先月のブログで、『中小企業の決算書は嘘だらけ?』について書かせて頂きました。
今月からもう少し詳細に、業種別の決算書の見方を解説していきたいと思います。
まず最初は、日本のお家芸的な存在の「製造業」から見ていきたいと思います。
「製造業」とは、他社から原材料等を仕入れ、製品(商品)を製造し、販売を行なう業種です。
貸借対照表の特徴としては、製造のための機械・設備・土地等が必要であり、そのために固定資産が
多いことがあげられます。
また、定期的に機械や設備の修繕や入替え等の設備投資を行なう必要があり、そのための資金を準備・調達(借入金も含め)する必要があります。
結果として長期借入金が多いのも製造業の特徴の一つです。
損益計算書の特徴としては、自社で製造するための労務費(人件費)や一部の製造を他社に依頼する外注費の割合が高い
ことです。また、製造業は原価計算によって、細かく原価の管理を行なっているため(そうではない中小企業も多く存在しますが)、他の業種に比べて、コスト意識が高く、そのためコスト(原価)が低い傾向があります。
「製造業」の決算書を見る時は、固定資産の金額(残高)や労務費、外注費等に注目してください。
来月は、「卸売業」についてです。
安部中小企業診断士事務所は、“100年続く企業”を応援しています。
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