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経営改善ブログ

[2020.12.23]

カテゴリー:M&A, 事業承継, 経営コンサルタント

今年の初めは、このようにコロナで右往左往する1年になるとは思いもよりませんでした。
2月に始まった学校の一斉休業、4月に発せられた全国規模の緊急事態宣言、総理大臣の交代など今年は未曽有の事態が起こり、自粛に始まり自粛に終わった1年でした。

『コロナ禍』という言葉が生まれ、2月頃には一斉に街から人が消えました。
通勤ラッシュがなくなり、今まで目標でしかなかったテレワークが実施され、
『営業は訪問してなんぼだ』と言っていた営業がWebミーティングにとって代わり、
Webで受講できるセミナーが増えました。

自粛、おこもりという言葉を、毎日毎日耳にしました。
昭和生まれの私にとっては、今年は目まぐるしい転換の1年だったように思われます。
ただ、未だにニューノーマルがノーマルになるのかという疑念は拭えずにいるところです。

このように、一斉に経済に影響を与えるコロナは、経営コンサルタントである私にも大きく影響を与えることになりました。
普段は、企業の再生支援を行っているのですが、新型コロナ特例リスケジュール計画策定支援やセーフティネットの借入など、支援の案件が一気に増えました。ただ、私を含め経営者の方々においては、ここまで長期化するとは思っておらず、さらに、終わりの見えない状況の中、経営に不安を感じる経営者はもっと増えてくると思います。

一方で、「福岡事業承継・M&Aセンター」の代表を務めていますので、事業承継やM&Aについてのご相談の多く受けておりまして、買収に精力に動いている元気な会社もあります。

2017年、国は集中的に支援を実施していく「事業承継5ヶ年計画」を策定しました。3年経過しました。事業承継補助金等の施策が生まれ、このコロナを契機として、事業承継やM&Aが一気に進んでいくのではないかと思います。

経営者の皆さんが一番気にしてあることは従業員の雇用です。雇用維持のためにも、現在の経営者や創業者に対し、事業承継の必要性と意義に気付いてもらうことが第一です。

当センターの活動が少しでも地域経済の活性化につながりますよう、経営コンサルタントとして、その責務を果たすべく、来年も更なる飛躍を目指してまいりたいと思っております。

来年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

安部中小企業診断士事務所は、“100年続く企業”を応援しています。

[2020.7.18]

カテゴリー:経営, 経営コンサルタント

コロナウイルスの影響もあり、お金が借りやすくなっています。万が一に備えて、銀行からの借入れを増やされた会社も多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルス対策融資を積極的に推進しており、これまで融資に見向きもしなかったような企業でさえ、借り入れを起こしているという状況です。

・今回借入を増やしたけど、今後コロナ騒動後も返済していけるのか心配
・今後、新規事業や設備投資などを行うときに借入できるか不安
・なにがあるかわからない時代なので、有事の際に対処するためにはどうしたらいいのか
などと、悩みをお持ちではないでしょうか。

借入はあくまで借入です。いずれ返さなければならないものです。

そこで重要となるのが、事業計画です、

数字で物事を考えていかなければ、会社の方向性も見えなくなります。また、数字で伝えていかないと銀行との会話ができなくなります。

特に今回の新型コロナウイルスによる影響度合いについて、何もなかった場合と比較してどれくらいの影響であったのか、終息後のどのように見積もっているのかを事業計画には必ず盛り込んでいただきたい内容です。

蓋然性の高い事業計画を自社で作成できる中小企業はあまりありません。

自社の現状を可視化、将来の展望を従業員、取引先及び金融機関などのステークホルダーと共有するために事業計画を策定していただければと思います。

策定するうえで、不明な点等ございましたら、ぜひご用命いただければ幸いです。

安部中小企業診断士事務所は、“100年続く企業”を応援しています。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成最後の新しい年を迎えまして、今回は、本年の所信表明という形でのブログにしたいと思います。

昨年は、私が代表をしております「福岡事業承継・M&Aセンター」の主催で、「事業承継・M&Aアドバイザー」養成講座の第1回目を開講いたしました。
予想を上回る人気となり、募集開始から2日で定員となりましたため、急遽、定員を増やし、開講しました。多くの弁護士、公認会計士、中小企業診断士などの士業の方に受講いただき、大変好評に終わることができました。

今年は、1月26日・27日に第2回目の「事業承継・M&Aアドバイザー」養成講座を開講いたします。こちらもすぐに定員に達し、事業承継やM&Aに関する支援の需要が高まっていると肌に感じております。

また、5月には上級資格である「事業承継・M&Aコンサルタント」養成講座を開講いたします。九州では、まだ支援する方々が不足しており、大事業承継時代を乗り越えるための支援者を育成していく所存です。

「福岡事業承継・M&Aセンター」では、このような事業承継やM&Aの支援者を育成する事業と、事業承継やM&Aを支援する事業の2本柱で活動を行っております。 中小企業診断士をはじめ、弁護士、公認会計士等、現在14名の士たちが名を連ねており、事業承継やM&Aに対するワンストップのバックアップ体制を整えています。
私どもがご支援をさせていただくM&Aは、売手、買手、働く従業員にもメリットを享受するものと自負しております。

当事務所の経営理念は『ONE FOR ALL   ALL FOR ONE』です。
『一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために』ということで、本年も、中小企業の経営者や従業員の方々と一緒に考え、行動し、汗をかく中小企業の経営コンサルタントとして経営革新や総合支援を通じ、共存共栄できる良きパートナーを目指していく所存です。

私、今年は「八方塞がり」の年ということでしたが、亥年ということで、八方塞がりも猪突猛進で打破していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

安部中小企業診断士事務所は、“100年続く企業”を応援しています。

さて、今日は何の日でしょう?

今日は「中小企業診断士の日」です。

昭和23年11月4日に、「中小企業診断実施基本要領」が制定され、経営に関する専門家を活用する「中小企業診断制度」が発足しました。

(一社)中小企業診断協会は、中小企業診断士の活動を発信すべく、本日を「中小企業診断士の日」と制定しています。

 

さて、少し前になりますが、9月25日の日経新聞に、中小企業診断士はAIによる代替可能性の低い士業として掲載されました。

診断士は、主に中小企業の経営に関するコンサルタント業務をおこなっています。

経営コンサルティングを行う場合は、財務諸表による数字で根拠を示しますが、数字だけが正解ではないのが経営です。

日本の99.7%を占める中小企業において、企業もそれぞれ千差万別であって、置かれている環境も競合状況も
人やノウハウなどの経営資源も全く異なります。

一番必要なことは、常に経営者に寄り添い、経営者が最善の経営判断を行うことができするように支援していくことだと思います。

そうなれば、確かに、私たち中小企業診断士の業務はAIに代替されにくい業務になるのではないかと思います。

 

安部中小企業診断士事務所は、経営者に寄り添い“100年続く企業”を応援しています。

 

【ご案内】

私が副会長を務めます福岡県中小企業診断士協会では、

11月14日(火)に『第2回 中小企業診断士の日シンポジウム』を開催いたします。
詳細はこちらをご覧ください。

ご興味のある方は、是非ご参加ください。

[2017.10.12]

カテゴリー:日々の出来事, 経営コンサルタント

先日、支援させていただいている会社の社長より、「従業員から、『CSでは古い、時代はCXですよ』と言われました。CXについて教えていただけませんか?」というご質問をいただきました。

恥ずかしながら、CXという言葉は知っておりましたが、詳細な概念については不勉強でしたので、いい機会と思い勉強させていただきました。

まず、CXとは『Customer Experience(カスタマーエクスペリエンス)』の略です。ここでは、顧客サービス体験・経験と意訳させていただきます。

顧客を単なる「購入者」ではなく、「利用者」や「生活者」として捉えます。顧客が体験・経験する一連の流れに満足感を作り出すことで、高いロイヤルティが生まれ、顧客はその企業の製品やサービスを使い続けるだけでなく、再購買につながり、推奨のクチコミによって新しい顧客も増加させることができます。

この場合、企業が提供するコミュニケーション、カスタマーサービス、ユーザーサポートなどのあり方や品質が非常に重視されるようになります。

しかし、顧客と企業においての接点は個々に分割されています。

と言いますのも、マーケティング、営業、サポートといったように企業は分業化されています。その最たる例が、『担当部署にお繋ぎします。』ではないでしょうか?

多くの企業は各部門の最適に努めてはいますが、顧客は全体最適を求めています。

私自身、経営コンサルタントを業としており、クライアント企業の経営を支援させていただいております。経営資源には、ヒト・モノ・カネ・情報という4大資源があります。しかし、どの企業にも言えることなのですが、経営資源は限られています。

限られた経営資源を有効活用するためには、全体を俯瞰したうえで、どこに経営資源を配分すればよいか、考える必要があります。全体最適になるよう尽力しております。

これまでの顧客満足度向上活動が顧客の不満をつぶし、「問題のない水準」を目指すものだったのに対し、CX向上活動は「顧客の期待を上回る水準」を目指すことです。

当事務所も、経営者の期待を上回る業績向上に寄与すべく尽力致します。

 

安部中小企業診断士事務所は、CXに努め、“100年続く企業”を応援しています。

 

 

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