経営改善ブログ
福岡県のインフルエンザ罹患者が警戒レベルに達しています。
インフルエンザは、1週間ごとに、全国で約5,000ヵ所の小児科及び内科の定点医療機関から患者数の報告があり、流行状況に関する調査が行なわれています。
その結果(下記のグラフ)、福岡県では、直近5年で一番高い罹患者を記録しています。
さて、先日、RKBラジオのコメンテーターとしてラジオ番組に出演いたしました。
ファイナンシャルプランナーとしての仕事だったのですが、お話しさせていただいた内容は、「高齢者対策大綱5年ぶり改定」についてです。
その中でも焦点となっている年金の70歳以降の需給繰り下げについてでした。
制度に対する意見、老後への備え方など、ファイナンシャルプランナーとして、お話しいたしました。
お答えした見解を簡単に言いますと『健康で長生き』しましょうということにつきます。
『健康で長生き』をすれば、今度の受給額の減少があっても、受給開始年齢の上昇があっても、元がとれるでしょう。
また、公的年金だけではおそらく足りないであろう収入についても、働くことで、不足分を補うことがでるでしょう。
今回、自営業者に対して意見を求められました。
自営業者の多くは国民年金のみの加入となっているため、受給する年金額も、サラリーマンであった方に比べると少ないということに対する見解です。
自営業者は生涯現役です。
健康であれば、いつまでも事業とかかわっていくことができます。
とはいえ、事業を継続していくために、いつかは世代交代を行わなければなりません。
事業承継を円滑に進めるには10年ほどかかるといわれています。
事業についての今後の準備を開始するのは、元気な“今”かもしれません。
ファイナンシャルプランナーとして経営者のライフプランを、中小企業診断士として会社の事業計画を、ワンストップで策定いたします。
まだまだ寒い日がつつくようです。
『健康で長生き』のため、インフルエンザに注意されますよう、ご自愛ください。
安部中小企業診断士事務所は、“100年続く企業”を応援しています。
もういくつ寝ると~お正月ですね。
本年最後のブログになります。
私自身、福岡県中小企業診断士協会の副会長を務めているということもあり、福岡県中小企業診断士協会の一年を振り返ってみたいと思います。
今年は、福岡県社会保険労務士会との連携、福岡専門職団体連絡協議会(専団連:福岡さむらいネットワーク)への加入を行いました。
これによって、士業間連携のもと、中小企業の支援に対しワンストップサービスをご提供できる機会が増えていっております。
また、第2回 「中小企業診断士の日」シンポジウムを開催し、他士業および金融機関との連携の強化を図ることができました。
そして何より、11月には「中小企業診断士登録養成課程」を開講いたしました。
中小企業診断士の養成機関は、九州では初めての開設であり、各都道府県中小企業診断士協会が運営母体となるのは、全国でも初めてとなっています。
九州ではまだまだ中小企業診断士が不足している状態です。
今後は更に、中小企業診断士の能力向上と共により良いサービスを提供できる様努め、実践的な経営アドバイスを行うことのできる中小企業診断士の育成にも努めていく所存です。
また、来年は、中小企業診断制度ができて70周年の大きな節目となる年です。
我々、中小企業診断士は、経営の専門知識を活用し、行政・支援機関・金融機関等と連携して、中小企業への施策の適切な活用を支援するなど幅広い活動を行い、国家資格者としての社会的使命を果たすという役割を担っています。
その責務を果たすべく、来年も更なる飛躍を目指してまいりたいと思います。
安部中小企業診断士事務所は、“100年続く企業”を応援しています。
さて、今日は何の日でしょう?
今日は「中小企業診断士の日」です。
昭和23年11月4日に、「中小企業診断実施基本要領」が制定され、経営に関する専門家を活用する「中小企業診断制度」が発足しました。
(一社)中小企業診断協会は、中小企業診断士の活動を発信すべく、本日を「中小企業診断士の日」と制定しています。
さて、少し前になりますが、9月25日の日経新聞に、中小企業診断士はAIによる代替可能性の低い士業として掲載されました。
診断士は、主に中小企業の経営に関するコンサルタント業務をおこなっています。
経営コンサルティングを行う場合は、財務諸表による数字で根拠を示しますが、数字だけが正解ではないのが経営です。
日本の99.7%を占める中小企業において、企業もそれぞれ千差万別であって、置かれている環境も競合状況も
人やノウハウなどの経営資源も全く異なります。
一番必要なことは、常に経営者に寄り添い、経営者が最善の経営判断を行うことができするように支援していくことだと思います。
そうなれば、確かに、私たち中小企業診断士の業務はAIに代替されにくい業務になるのではないかと思います。
安部中小企業診断士事務所は、経営者に寄り添い“100年続く企業”を応援しています。
【ご案内】
私が副会長を務めます福岡県中小企業診断士協会では、
11月14日(火)に『第2回 中小企業診断士の日シンポジウム』を開催いたします。
詳細はこちらをご覧ください。
ご興味のある方は、是非ご参加ください。
GWはどのようにお過ごしになりましたか?
9連休という方も多かったのではないでしょうか?
私の事務所は飛び石連休でした。
さて、5月に入り、中小企業診断士試験の1次試験の試験案内が配布されました。
中小企業診断士は、昭和27年に登録制度が制定され、昭和38年からは旧試験制度が導入されていました。
その後、平成13年に試験制度等の大幅な見直しがおこなわれ、さらに5年後の見直しを経て、現在の試験制度になっています。
中小企業診断士になるには、1次試験合格後に大きく二つのルートがあります。
1次試験、2次試験合格後に実務補修又は診断実務従事を経て、中小企業診断士登録する第一ルート、
1次試験合格後、登録養成機関等の行う養成課程を修了し中小企業診断士登録する第二ルートです。
中小企業診断士に必要な学識を問うものであるため、1次試験は全員が受験しなくてはなりません。
今年は8月5日、6日の二日間にかけて行われ、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の7科目と多岐にわたっています。
1次試験の受験者はここ10年の平均で14,000人前後、合格率はおよそ20%です。
また、中小企業診断士に必要な応用力を判定する筆記試験及び口述試験の2次試験があります。2次試験の受験者は4,500人前後、合格率はおよそ20%です。
第一ルートで中小企業診断士になられる方は、受験者数のおよそ4%前後と狭き門となっています。
また第二ルートでは、登録養成課程を修了することにより、2次試験と実務補習が免除されます。
現在、福岡県中小企業診断士協会は九州で初の登録養成機関としての登録を目指しています。
平成29年11月の開校を予定していますので、7月から受講者の募集開始を予定しています。
私的な考えですが、資格を得て独立開業して経営コンサルタントとして中小企業の支援をしたいのであれば、登録養成課程を選択されることは、試験では学ぶことができない多くのメリットがあると思われます。なぜなら、受講者には、同じ志を持った受講生が集まるので同じ目標に向かって切磋琢磨する事による学びがあります。
また、働きながら1年間で修了できるというメリットもあります。
中小企業診断士は『中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家』です。
また、中小企業診断士は民間のコンサルタントの中で唯一、国家資格を与えられている存在です。
中小企業診断士は、複雑化・高度化している小規模企業の経営支援ニーズに対する従来の中小企業支援の担い手として、専門的知識をもってアドバイスしなくてはなりません。
受験者の方は、ぜひ登録養成課程も一つの選択肢として考えてみてください。
年度の始まりの4月です。
花見シーズン真っ盛りといったところですね。
さて、今回は“社外取締役”についてです。
昨今、コーポレートガバナンスの一環として“社外取締役”の起用が積極化しています。
上場企業の約9割において選任されているというデータもあります。
中小企業には関係のないことと思われている経営者の方が多くいらっしゃるのですが
私が顧問契約をさせていただくときにはいつも、『私を社外取締役と思ってください』とお伝えしています。
中小企業であれ、大企業であれ、外部の視点を入れることは大変望ましいことです。
閉鎖的な経営になってしまっている企業から、不祥事の抑制や、経営効率の向上を通し、問題意識の掘り起しから
解決へのお手伝いをさせていただきたいと考えているからです。
安部中小企業診断士事務所は“100年続く企業”を応援しています。
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