ブログ

ホーム > ブログ

経営改善ブログ

[2014.9.20]

カテゴリー:セミナー

先日、福岡市主催のセミナー講師を務めさせていただきました。
テーマは「人材を人財に育成するための人事制度構築」について。

行政の主催ですから今の国の方針に沿って、従業員の処遇改善などについてのセミナーで
4回シリーズの中の1コマですが、従業員の処遇改善や賃上げなどのテーマは
やはり、ほかのセミナーのテーマと違い経営者の腰が重いというか引けているように思います。

アベノミクスのおかげで首都圏や大都市、また、一部の都市や大企業においては
徐々にその恩恵を受けているようですが、地方都市では、まだまだその実感が乏しいのが
現状です。それどころか、消費税の増税で業績が悪化している中小企業も多く存在しています。
そのような中で従業員の処遇改善や賃上げなどは考えられない、という中小企業の経営者が
多いのではないかと思います。

しかし、今回のセミナーテーマである「人事制度」は、会社の業績の良し悪しに関係なく
会社経営を行う上で必要不可欠な制度であると思いますが、残念ながら多くの中小企業では
策定していない、または策定していても活用・運用していないのが現状のようです。

そもそも「人事制度」とは何でしょう?
一般に経営資源と言えば「ヒト・モノ・カネ」が挙げられます。
中でも、企業が事業目的を達成するための重要なカギを握っているのはヒト、すなわち「人材」です。
モノやカネは、優秀な人材さえいれば、その働きによって調達することが十分可能です。
しかし、いくらモノやカネがあっても、それを適切に運用する人材がいなければ
宝の持ち腐れになります。

さまざまな経営課題を突き詰めていくと、最終的には「企業は人なり」と言う結論に
到達していくのではないでしょうか。

「人事制度」とは、このように経営資源として一番重要であるヒト、「人材」に関して
「企業の競争力や価値を向上させる組織」や「社員の意欲・能力を向上させる仕組み」
を制度として体系化したものです。事業目的から導き出された経営戦略を、人材マネジメントの側面から
具体化したものと言い換えられます。

 

まだまだ、お伝えしたいことがあるのですが
長くなりますので、続きは後日にさせていただきたいと思います。

 

 

このページの先頭へ

カテゴリー

月刊アーカイブ

お問い合わせフォーム

経営改善

よくあるご質問

経営改善ブログ

フェイスブック

福岡財務支局長 及び 九州経済産業局長 認定 経営革新等支援機関

福岡事業承継・M&Aセンター

九州エリア対応